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冬の散歩道〜日本民家園 [建物]

休日に半日程度時間が空いたとします。
そんなとき出かけるお気に入りの場所があります。
高速に乗ってひひとつ隣の川崎へ。
生田緑地の中にある日本民家園がその場所です。

入園料は1回500円とやや高いですが、私の場合年間パスポート(1000円)を買っているので、何回入っても大丈夫。
もっとも古民家ファンでないと何回も来ませんが〜。

ここには私の好きな古民家がたくさんあって、起伏もありちょうど良い散歩コースです。
季節は冬。
そこで本日のBGMは、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」です。

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雪囲い 〜川崎市立日本民家園 [建物]

節分の日は関東地方でも数センチの雪が積もり、交通機関が乱れ、転倒者が続出するなど大きなニュースにもなりました。
雪国ではニュースにすらならないことですが、雪に慣れていない大都会では大騒ぎでした。

雪が降ると思い出す歌があります。
吉田拓郎の曲を猫というグループが歌う「雪」です。

今回はこの歌をBGMにしてみてください。

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レトロな建物たち 〜府中市・郷土の森「梅まつり」その4 [建物]

府中市にある郷土の森で開催されていた「梅まつり」の紹介、今回が最終回です。

ここ郷土の森には府中市内の古民家や町屋、昭和初期までの公共建築物が移築されています。

「旧島田家住宅」

島田家は旧甲州街道・府中新宿の商家で移築・復元されたのはその店蔵(みせぐら)部分です。明治19年(1886)から足掛け3年の歳月をかけて建築されました。

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深大寺と鬼太郎茶屋 [建物]

神代植物公園の秋のバラフェスタが3日間続きました。
今日はその隣の深大寺とその門前にある鬼太郎茶屋の紹介です。

深大寺は以前にもご紹介しました。
こちら→http://blog.so-net.ne.jp/ichidigi_photogallery/2005-09-25

この日茅葺きの山門は七五三のため飾られていました。

水神の深沙大王を祀る寺らしく境内には至る所に湧水が湧いています。

門前のそばやで腹ごしらえをしたあと、向かいの鬼太郎茶屋へ行きました。
ここは水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」をコンセプトにしたお店です。
水木しげるは境港出身ですが、調布市に現在も住んでいてここを第二の故郷と自ら呼んでいます。
鬼太郎茶屋は廃業した茶屋の古い建物を改造して一昨年10月にオープンしました。

屋根の上の大きなゲタがアクセントになっています。

店内は1階に鬼太郎グッズを中心とした物販コーナーと目玉おやじぜんざいなどをメニューに持つ飲食コーナーがあります。
2階の妖怪ギャラリーには水木しげるの紹介と妖怪フィギアなどの展示があります。

また、緑に囲まれた癒しのデッキではぼおっとくつろぐこともできます。

この日は開店2周年セールで福引きをやっていて、一緒に行った母親は4等賞をあて鬼太郎クッキーの詰め合わせをゲットしました。

木の上には鬼太郎ハウスが・・・

[10月15日撮影]


新緑の旧東慶寺仏殿 [建物]

新緑の、という以上、今ではなく、6月5日(カメラを買った翌日)に三渓園で撮影しました。

この建物は、北鎌倉にある東慶寺の仏殿だった建物で、明治40年(1907)に三渓園に移築されたものです。室町時代の永正6年(1509)の火災後に再建されたものと推定されています。

東慶寺は弘安8年(1285)北条時宗の妻、覚山尼が創建した寺院で、駆込寺(さだまさし風に言えば縁切寺)として有名ですね。

建物シリーズは花に比べると地味ですが、続けていきたいと思います。
明日からまた、新シリーズを始めます。


三渓園・鶴翔閣 [建物]

 継続は力なり。できるだけ新しいカメラで撮った画像をアップしようと思っています。建物シリーズ第二弾は横浜・三渓園の鶴翔閣です。
 三渓園は横浜の生糸商人、原三渓の邸宅でした。この鶴翔閣は三渓が家族との住まいとして、明治42年に建てられたものです。原三渓は岡倉天心の要請を受け、横山大観など多くの日本画家たちをこの建物に泊まらせて、創作活動を支援しました。創建から百年あまりたって再整備され、現在は文化活動や会合などに利用できる施設として生まれ変わっています。


 これだけの大邸宅に住んでいた昔の生糸商人は、想像できないくらいのお金持ちだったのだと思います。ただ原三渓が普通のお金持ちと違ったのは、稼いだ莫大な財産を無駄遣いしないで歴史的建造物や書画骨董などの美術品の収集につぎ込んだことでした。跡見女学校(今の跡見学園)で漢学と歴史を教えたこともある三渓は、教養ある文化人でもあったのです。また、「すべての富も文化遺産も社会のものである」という信念から、明治39年から広大な邸宅を「三渓園」として市民に無料で開放したことも特筆されます。
 さらに、彼の最大の功績は、関東大震災で大きな被害を受けた横浜の復興に自らの富力と精魂を傾けたことです。復興のために美術品の収集をやめ、丹誠込めたコレクションを抵当に入れ、手に入れた資金を被災した人々への援助に当てました。
 三渓園はいつ訪れても季節の花が咲き、由緒ある建物が静かにたたずみ、小鳥や鯉や亀たちの楽園です。大都市横浜にこれほどの「癒しの空間」を残してくれた原三渓と彼を支えた人たちに乾杯!


上の写真は正門から鶴翔閣をみた明治頃の写真です。
下の写真は出来るだけ同じ角度から撮ってみました。


(2005年6月5日撮影)


日本民家園 [建物]

カメラを使いこなすため、ふだんの被写体とは異なる建物にも挑戦。
今日は川崎市多摩区にある日本民家園へ行きました。
娘が小さい頃何回か来た事があるのですが、その娘も今年大学生です。

民家園には全国から移築された古民家が23棟。
それが宿場、信越の村、関東の村、神奈川の村、東北の村と、テーマごとに分類されています。

そのうちいくつかの民家には床上まであがることができ、ボランティアの方がいて丁寧に説明してくれました。
そこではいろりに火を焚いていて煙かった〜です。
いろりの火を囲み昔の人たちは何を語り合ったのでしょうね。

建物内部を見上げるとぐにゃぐにやに曲がった木を梁に使っています。
これは曲がった木を使ったのではなく、組み合わせを考えて曲げたのでしょうね。
昔の人たちって、す・ご・い !

今日の撮影で思った事は、自分の持っているズームレンズが広角いっぱいで18mmなのに、収まりきれない場面があったこと。理由はデジタルカメラ特有の画角のせいか、建物が狭いところに近接して建っているせいか、民家が大きすぎるせいか、やはり自分の腕前のせいか・・
これを機会に全国の古民家を歩いてみます、か。


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