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蛇苦止堂の伝説 [鎌倉花散歩]

4月以来の久しぶりの更新です。
前回の記事を見ると桜でした。あっという間に季節が進み、今回は紫陽花です。

6月の鎌倉風景写真教室で出かけたのは、比企ヶ谷の妙本寺。
境内の紫陽花を撮った後、参道から北に向かうわき道を上り、蛇苦止堂(じゃくしどう)へ。

蛇苦止堂
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祀られているのは蛇苦止明神。妙本寺の鎮守。

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ここは初めて訪れましたが、社殿の脇に池があり、水面は藻でびっしり覆われています。
池のほとりに見事な額紫陽花が咲いていました。

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蛇苦止堂には次のような伝説が残されています。

1203年(建仁3年)、比企能員が北条時政邸で暗殺され、比企ヶ谷の比企一族は、北条義時らに攻められ滅ぼされた(比企の乱(比企能員の変))。
二代将軍源頼家の側室であった若狭局(能員の娘)は、家宝を抱えて井戸に飛び込み自害したと伝えられている。

『吾妻鏡』によれば、1260年(文応元年)、北条政村(のちの七代執権)の娘は、比企判官能員の娘に祟られ、蛇のような狂態を見せるようになったが、鶴岡八幡宮の隆弁による加持祈祷によって快復した。

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のちに政村は、比企氏の邸跡に、若狭局を蛇苦止明神として祀る社を建立したという。それが蛇苦止堂といわれている。
【出典】https://www.yoritomo-japan.com/page043myohonji-jyakusi.htm

後方の祠は蛇苦止の井
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[6月13日撮影]
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