春のあしおと〜高蔵寺

町田市三輪にある真言宗の寺、高蔵寺を訪れました。
電車では小田急線の鶴川駅か柿生駅の中間の場所、古くから奈良の三輪の人々が移り住んできた三輪の里にあります。

総本山は奈良の長谷寺で、足利将軍家代々の武運長久祈願書として康安二年（1362年）、
権大僧都法印定有によって開山されました。


本堂


六地蔵


高蔵寺境内にはたくさんの石楠花があり、「石楠花寺」とも呼ばれています。
「東国花の寺百ヶ寺」の一つです。

淡いピンクの石楠花。本堂をバックに。


六地蔵をバックに




昭和10年に北原白秋夫妻が高蔵寺を訪れ、歌を詠みました。
歌碑には白州が詠んだ7首の歌が刻まれています。


高蔵寺の周辺は三輪の里と呼ばれ、のどかな風景が広がります。
桜ももう直ぐ咲きそうな気配。春の足音が聞こえるようです。


菜の花をついばむヒヨドリ


桜草




［3月12日撮影］

コメント 2

いい雰囲気の寺院ですね
by tochi (2017-03-19 18:05) 

tochiさん
どの季節に訪ねても花のある花の寺です。
特に春の石楠花は有名です。
by レイン (2017-03-22 23:56)