江戸東京たてもの園 [建物]
台風15号は日本列島各地に大きな爪痕を残して去って行きました。
9/21（水）には関東地方も暴風雨に見舞われ、多くの帰宅困難者を出しました。
3.11でも公共交通機関が止まって大変な思いをした人が多かったにもかかわらず、今回その教訓は生かされなかったように思えます。
ましてや地震は予測不可能なのに対し、台風は進路も、風雨が強まる時間も、ある程度予想ができます。地上を走る交通機関も風速が強まれば全面ストップとなります。
今回の台風では午前11時に社員を帰宅させる決定をした企業のことがニュースで紹介されていました。その逆に決断が遅れ、通常より社員を少し早く帰したものの、結局電車が止まって長時間身動きできない社員を多く出した企業もありました。
大事な社員の安全にかかわる事柄なので、所属長や管理監督者の迅速、かつ的確な判断が求められます。
さて、今年の春のお彼岸は、3.11の震災直後でしたから行けませんでしたが、秋の彼岸の中日に、父方のご先祖様のお墓参りに行きました。その帰りに小金井公園に寄り道しました。
小金井公園といえば春は桜の名所です。ところが、今回の台風15号により、枝が折れたり、幹が裂けたりした樹がたくさんありました。
小金井公園の中にある、江戸東京たてもの園に行きました。
ここは両国にある江戸東京博物館の分園にあたり、歴史的建造物を移築・復元・展示しています。
旧自証院霊屋（きゅうじしょういんおたまや）
江戸幕府三代将軍徳川家光の側室だったお振の方を祀った霊廟で、慶安5年(1652)に建てられました。
高橋是清邸
高橋是清は明治から昭和の初めまで、経済・財政通の政治家として活躍しましたが、昭和11年(1936)2.26事件において、当時赤坂にあったこの建物の2階で青年将校により暗殺されました。
母方の祖母から母が聞いた話では、大正12年(1923)の関東大震災の際、赤坂に住んでいましたが、この高橋是清邸に逃げこんて助かったそうです。
その後この建物は是清の眠る多摩霊園に移築され、休憩所として利用されました。その頃うちの父はこの建物をよく利用したそうです。
天明家（農家）の長屋門
天明家（農家）は代々鵜の木村（現在の大田区）で村役人の年寄り役を務めた旧家です。
都電の車両
昭和37年から42年まで渋谷〜新橋間を走っていた6系統の南佐久間町停留所を復元しています。
今の電車と比べると座席の座面も狭く、ステップも高くて乗りにくいですが、路面電車ファンにはたまらない復元車両でしょう。
昔の商店街が復元された一角があります。
そのうちのひとつ、小寺醤油店
レトロなレジスター
銭湯「子宝湯」
お風呂屋さんには定番の富士山の絵。
他にもたくさんの建物がありましたが、一回では紹介しきれませんので、またの機会に。
［9月23日撮影］
9/21（水）には関東地方も暴風雨に見舞われ、多くの帰宅困難者を出しました。
3.11でも公共交通機関が止まって大変な思いをした人が多かったにもかかわらず、今回その教訓は生かされなかったように思えます。
ましてや地震は予測不可能なのに対し、台風は進路も、風雨が強まる時間も、ある程度予想ができます。地上を走る交通機関も風速が強まれば全面ストップとなります。
今回の台風では午前11時に社員を帰宅させる決定をした企業のことがニュースで紹介されていました。その逆に決断が遅れ、通常より社員を少し早く帰したものの、結局電車が止まって長時間身動きできない社員を多く出した企業もありました。
大事な社員の安全にかかわる事柄なので、所属長や管理監督者の迅速、かつ的確な判断が求められます。
さて、今年の春のお彼岸は、3.11の震災直後でしたから行けませんでしたが、秋の彼岸の中日に、父方のご先祖様のお墓参りに行きました。その帰りに小金井公園に寄り道しました。
小金井公園といえば春は桜の名所です。ところが、今回の台風15号により、枝が折れたり、幹が裂けたりした樹がたくさんありました。
小金井公園の中にある、江戸東京たてもの園に行きました。
ここは両国にある江戸東京博物館の分園にあたり、歴史的建造物を移築・復元・展示しています。
旧自証院霊屋（きゅうじしょういんおたまや）
江戸幕府三代将軍徳川家光の側室だったお振の方を祀った霊廟で、慶安5年(1652)に建てられました。
高橋是清邸
高橋是清は明治から昭和の初めまで、経済・財政通の政治家として活躍しましたが、昭和11年(1936)2.26事件において、当時赤坂にあったこの建物の2階で青年将校により暗殺されました。
母方の祖母から母が聞いた話では、大正12年(1923)の関東大震災の際、赤坂に住んでいましたが、この高橋是清邸に逃げこんて助かったそうです。
その後この建物は是清の眠る多摩霊園に移築され、休憩所として利用されました。その頃うちの父はこの建物をよく利用したそうです。
天明家（農家）の長屋門
天明家（農家）は代々鵜の木村（現在の大田区）で村役人の年寄り役を務めた旧家です。
都電の車両
昭和37年から42年まで渋谷〜新橋間を走っていた6系統の南佐久間町停留所を復元しています。
今の電車と比べると座席の座面も狭く、ステップも高くて乗りにくいですが、路面電車ファンにはたまらない復元車両でしょう。
昔の商店街が復元された一角があります。
そのうちのひとつ、小寺醤油店
レトロなレジスター
銭湯「子宝湯」
お風呂屋さんには定番の富士山の絵。
他にもたくさんの建物がありましたが、一回では紹介しきれませんので、またの機会に。
［9月23日撮影］
電車がうちの地元の私鉄にそっくりです^^
醤油屋さん、いい感じですね。レジ・・・まだ動いたらすごいですね( *´艸｀)
日本家屋は心が和みますね^^
by niki (2011-09-25 01:16)
東京の明治村ですね。
by Silvermac (2011-09-25 06:05)
nikiさん
路面電車は郷愁を誘う乗り物です。
お店の中にはレジスターや古いポスターなどレトロなアイテムがたくさんあって、建物以外にもいろいろ楽しめます。
by レイン (2011-09-25 08:15)
SilverMacさん
川崎には古民家を移築した日本民家園がありますが、ここは江戸から昭和まで時代的にもバラエティに富んでいます。
昭和の建物もたくさんあり、なつかしい思いに浸れる場所です。
by レイン (2011-09-25 08:34)
こんにちは
K公園の近くなので時々入りますがご案内のように詳細に見て回ったことが
ないんですよ 先週も入り野草園コーナ彼岸花を撮ってきました
この地 皇太子殿下が幼少の時の寓居があったんですね
by セイミー (2011-09-25 12:33)
セイミーさん
今回はお墓参りの後に急に思い立って訪れたもので、十分リサーチしていませんでした。建物と花を一緒に撮ろうと思いましたが、花がなく建物だけの写真になってしまいました。野草園のほうに彼岸花が咲いていたのですね。
情報をありがとうございました。
写真には撮りませんでしたが、皇太子仮寓所跡の記念碑がありました。
by レイン (2011-09-25 19:22)