森の人〜横浜動物園ズーラシア その3 [動物]
昨日に引き続きズーラア・シリーズがしばらく続きます。
こちらはボルネオ・オランウータン。
1日のほとんどを木の上で過ごすオランウータンの足はしっかりと木の枝をつかめるようになっています。手と足とほとんど同じ形をしていますね。大人のオスの握力はなんと、300kgくらいになる、と言われています。
オランウータンはマレー語で、「オラン」は人、「ウータン」は森なので、「森の人」を意味します。熱帯雨林の中で、オランウータンは、ドリアン、マンゴーなどの果実を求めて移動します。
その大きな身体を維持するためには、豊かな森が必要とされています。
しかし、不法な木材伐採によりオランウータンの餌となる果物が減り、近年急激に数を減らしています。
それと同時に密猟も後を絶たず、切滅危惧種となっています。
ボルネオ・オランウータンのオスは、大きな頬のひだと頚部からの肉垂れが特徴となっています。
[12月10日撮影]
オラウータン顔が
面白いですね
手足の長さも
良い案配です。
by kan (2005-12-13 07:39)
何歳くらい何でしょうか〜。
風格のあるお顔。
自然の動物が、自然で暮らすことが困難になってきているようですね。
by achami (2005-12-13 10:52)
ViolaMacです。
オランウータンは森の人ですか。
ちょっとgrotesqueなお顔ですね。
by Silvermac (2005-12-13 14:27)
kanさん、このオランウータンは手が長く足が短いし、ハンサムでもないし。でもそれは人間から見ての評価なので、実はオランウータン界のヨン様だったりして。
achamiさん、お年はわかりませんがおじいさんに見えます。最近はこうした動物が生まれ故郷で自然に暮らすことが難しくなっているのですね。
Violaさん、たしかにお顔はグロテスクですが、やさしい目をしていました。それだけに、悪い人間に簡単につかまってしまうように感じました。
by レイン (2005-12-13 20:51)