ガネーシャ〜横浜動物園ズーラシア その2 [動物]
昨日、横浜動物園ズーラシアの象についてご紹介しましたが、今日はその続き。
象の囲いを見るための展望台?を上ったところにガネーシャ像がありました。
このようにズーラシアには単に動物だけでなく動物たちの故郷の国々の暮らしぶりをイメージさせる生活用具や民俗文化に触れられるこうした神さまの像やトーテムなども展示されています。
ガネーシャはご覧の通り象の姿をしたヒンズー教の神さまです。
なぜ知っているかというと、先日横浜そごうでやっていた「大アンコールワット展」で見たばかりなので。
シヴァ神の息子であるガネーシャは人間の身体と象の頭を持っています。父をまだ知らないガネーシャが父の宮殿の守護をしていたとき、父が宮殿に入ろうとしたのをさえぎろうとしたために、情け容赦のないシヴァ神に、頭を切り捨てられてしまいました。
シヴァ神のシャクティ(神妃)であるパールヴァティは、そばを通った最初の動物の頭を息子の胴につなぐ約束を取り付けます。
こうしてガネーシャは象の力と人間の知性を持ち、神となりました。
賢く気だてのよい神でカンボジアでも人気があったといわれています。
こちらはカンボジア、カンダル州出土のガネーシャ座像で、7世紀末のものです。
「大アンコールワット展」は横浜そごう美術館にて12月18日(日)まで。
[12月10日撮影]
ViolaMacです。
いっちば〜んです。
ガネーシァのお話よく分かりました。賢く気だての良い神様だったんですね。7世紀末座像は現実味があります。知らなければ???ですね。
by Silvermac (2005-12-12 09:02)
にばん! =^∇^*=
ガネーシャ像のTシャツ持ってま~す。好きな神様。
デパートの展示って、横浜とか都内ではいいのやるのに。。。家の近くのデパートは一切やりません。それが悔しい。アンコールワット展も近いと行きたいのに・・・千葉は民度が低いと思われているのか。。。悲しい。
by (2005-12-12 10:43)
ViolaMacさん、ズーラシアのガネーシャ像には説明が付いていないので、知らない人は何かな?と思うだけで通り過ぎしまいます。私が説明板をつくってあげようと思いました。
こぎんさん、千葉でも文化的活動を盛り上げていってください。こぎんさんのブログでキャンペーンすれば、デパートの社長さんも考え直すかも。
by レイン (2005-12-12 20:31)
ガネーシャ像っていうんですね。これ。
カンボジアでは、きっとゾウは身近な生き物なんですねえ。
by kom (2005-12-17 23:28)
komaさん、ガネーシャはインドや東南アジア関係のお店に行くと、いろんな所に見かけます。もっとも私も最近知ったのですが。
by レイン (2005-12-18 17:10)