十三夜の月 [詩]
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は
昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、
——あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。
月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に
月は頭上にあるでせう。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言(すねごと)や、
洩らさず私は聴くでせう、
——けれど漕ぐ手はやめないで。
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
月が凛としてとてもきれいだったので
中原中也の「湖上」という詩を思い出しました。
もうすぐお月見てすね。
そろそろすすきを探してこよっ〜と。
月がきれいだとロマンティックになりますね。
by Silvermac (2005-09-17 08:26)
明日18日が中秋の名月ですね。
by atom (2005-09-17 13:23)
SilverMacさん、こんばんは。空気がひんやりして秋が近づいてきています。人恋しくなる季節ですね。
atomさん、こんばんは。お月見の準備ですすきをスーパーで買ってきました。晴れるといいのですが。
by レイン (2005-09-17 19:39)
天気は良さそうですね。
自分はお月見にはワインです(←意味はありませんが)
たまには良いワイン(っていっても1000円台?)を買ってこようかな。
by kom (2005-09-17 23:22)
komaさんは、ワインですか。いいですね。
うちではふだんなりゆきまかせですが、お月見には冷酒といきますか。
by レイン (2005-09-18 00:20)