町田エビネ苑

町田ぼたん園から薬師池公園を通り、えびね苑へ歩きました。
ずっと上り坂で、入園口まで結構なウォーキングになります。
この日は天気も良く新緑が美しいので、それほど苦にもなりません。

入園口にたどりつく途中で見つけた泰山木の花。


入園時にぼたん園の半券を渡すと100円で入れます。
いいのかな?と思うほどの値段です。

たくさんのエビネちゃんが迎えてくれました。









エビネちゃんの他にも、

ジュウニヒトエ（シソ科）


花が幾重にも重なって咲くすがたを、着物の十二単（じゅうにひとえ）に例えたものです。

ユキモチソウ（サトイモ科）


真ん中の白い部分が雪のように白く、お餅が膨らんだみたいなので。

スズラン（ユリ科）


鈴の姿から。ラン科ではないのですね。
パリでは明日、5月1日が「スズラン（ミュゲー）の祭日」。
当日スズランの花束を贈る人には幸福が訪れると言われています。

クマガイソウ（ラン科）


残念ながら今年は咲くのが早く、群落は無残な姿でした。
花の袋状の姿を、平家物語に出てくる熊谷直実（くまがいなおざね）が背負った母衣（ほろ）に見立てたものです。

クリンソウ


輪生する花の幾段にも重なった様子がお寺の五重の塔などのてっぺんにある柱の飾り「九輪」のようなのでこの名がつきました。



エビネがメインの珍しい植物園ですが、他の花もたくさん咲いていて楽しめますよ。
ぜひボタン園とセットでお訪ねください。
［4月22日撮影］【続く】