北の、とある街を訪ねました [旅]
週末、羽田を飛び立ち、北海道の、とある街へ。
どこへ行ったかというと・・・
ヒントはこちらの写真。
写っているのは黄色い消火栓と坂道。
この写真だけでわかった方はかなりの北海道通、旅の達人でしょう。
さて、正解は・・・
次の写真でお分かりですね。
は〜るばる来たぜ、函館〜です。
函館は北海道の南の玄関口で、年間500万人の観光客が訪れる道内屈指の観光都市です。
夜景をはじめ洋館や教会などの建築物、五稜郭などの史跡など、見どころはたくさんあリます。
そして函館といえば坂の町。
最初の写真は、八幡坂(はちまんざか)の消火栓です。
次の日和坂(ひよりざか)の写真にも、ノウゼンカズラの花の下に黄色い消火栓が写っていました。
正式名称は、「函館型三方式地上式消火栓」。
1934年(昭和9年)の二千人を越える死者を出した函館大火の後、市が調査や検討を重ね、現在市内で約2000箇所以上整備されています。三方向に送水口があり、取水能力が高く、大量放水できるという特徴があります。
それではなぜ消火栓の色が黄色なのか?
これは、昭和9年の大火の後、防災都市を目指し市が北大教授をチーフとした調査団を派遣しました。
訪れた先のアメリカ合衆国の消火栓が黄色だったので、それを参考にしたと言われています。
また、黄色にすることで夜間や積雪の中でも見分けられるというメリットもあります。
三方向を海に囲まれ、強風の吹きやすい地形になっていることから、明治以降、消失戸数が千戸以上の大火は10回をかぞえます。
石川啄木が函館を去ることになったのも、明治40年8月の大火で勤め先を失ったからでした。
一枚の消火栓の写真から、函館の街の歴史と先人たちの苦労と努力を感じとることができました。
[9月1日撮影]
どこへ行ったかというと・・・
ヒントはこちらの写真。
写っているのは黄色い消火栓と坂道。
この写真だけでわかった方はかなりの北海道通、旅の達人でしょう。
さて、正解は・・・
次の写真でお分かりですね。
は〜るばる来たぜ、函館〜です。
函館は北海道の南の玄関口で、年間500万人の観光客が訪れる道内屈指の観光都市です。
夜景をはじめ洋館や教会などの建築物、五稜郭などの史跡など、見どころはたくさんあリます。
そして函館といえば坂の町。
最初の写真は、八幡坂(はちまんざか)の消火栓です。
次の日和坂(ひよりざか)の写真にも、ノウゼンカズラの花の下に黄色い消火栓が写っていました。
正式名称は、「函館型三方式地上式消火栓」。
1934年(昭和9年)の二千人を越える死者を出した函館大火の後、市が調査や検討を重ね、現在市内で約2000箇所以上整備されています。三方向に送水口があり、取水能力が高く、大量放水できるという特徴があります。
それではなぜ消火栓の色が黄色なのか?
これは、昭和9年の大火の後、防災都市を目指し市が北大教授をチーフとした調査団を派遣しました。
訪れた先のアメリカ合衆国の消火栓が黄色だったので、それを参考にしたと言われています。
また、黄色にすることで夜間や積雪の中でも見分けられるというメリットもあります。
三方向を海に囲まれ、強風の吹きやすい地形になっていることから、明治以降、消失戸数が千戸以上の大火は10回をかぞえます。
石川啄木が函館を去ることになったのも、明治40年8月の大火で勤め先を失ったからでした。
一枚の消火栓の写真から、函館の街の歴史と先人たちの苦労と努力を感じとることができました。
[9月1日撮影]
一時、函館に通っていた時期がありました。
気付かなかった・・・。
by achami (2017-09-06 17:13)
achamiさん
函館には子供の頃と就職したばかりの頃、それと出張で行ったことがありますが、いずれも駆け足だったので、このことは私も知りませんでした。
今度の旅ではディープに函館を探訪しました。
by レイン (2017-09-07 18:20)