天使の階段 [自然]
鎌倉の七里ガ浜から江ノ島方面を眺めたところ、「天使の階段」を見ることができました。
「天使の階段」は気象現象で、「薄明(はくめい)光線」と呼ばれています。
太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間、あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上に降り注いで見える現象です。
いろんな言い方があって、「天使の梯子」「ヤコブの梯子」「レンブラント光線」などとも呼ばれることがあります。
「天使の梯子」「ヤコブの梯子」という言い方は旧約聖書に由来します。
ヤコブが夢の中で雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景をみたとされる話から、こう呼ばれるようになりました。
「レンブラント光線」はオランダの画家レンブラント・ファン・レインがこの光線を好んで描いたことによります。
宮沢賢治は、これを「光のパイプオルガン」と呼んでいます。
「春と修羅」第二集の「告別」という詩に出てきます。
もし楽器がなかったら
いゝかおまえはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光りでできたパイプオルガンを弾くがいゝ
ホワイトバランスをいじって雰囲気をかえてみました。
[1月31日撮影]
「天使の階段」は気象現象で、「薄明(はくめい)光線」と呼ばれています。
太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間、あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上に降り注いで見える現象です。
いろんな言い方があって、「天使の梯子」「ヤコブの梯子」「レンブラント光線」などとも呼ばれることがあります。
「天使の梯子」「ヤコブの梯子」という言い方は旧約聖書に由来します。
ヤコブが夢の中で雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景をみたとされる話から、こう呼ばれるようになりました。
「レンブラント光線」はオランダの画家レンブラント・ファン・レインがこの光線を好んで描いたことによります。
宮沢賢治は、これを「光のパイプオルガン」と呼んでいます。
「春と修羅」第二集の「告別」という詩に出てきます。
もし楽器がなかったら
いゝかおまえはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光りでできたパイプオルガンを弾くがいゝ
ホワイトバランスをいじって雰囲気をかえてみました。
[1月31日撮影]
お早うございます。
天使の梯子を見た事があるし撮影もしましたが、他にいろんな呼び名があり
その由来を詳しく知ることが出来て嬉しいです。ありがとうございました。
by yakko (2016-02-09 08:57)
ワタシは天使のハシゴと言うかも。
気象現象ってことを、初めて知りました!
by achami (2016-02-09 20:20)
yakkoさん
時々見かける天使の梯子、いろいろな呼び方があって、由来を調べるのも楽しいです。
by レイン (2016-02-12 18:35)
achamiさん
薄明光線という気象現象は、大気がエアロゾル状態にあって、目に見えない水滴が多数浮遊したときに太陽光線があたり、光が散乱して見える現象です。
by レイン (2016-02-12 18:40)
素敵な絵画ですね。このヤコブの絵はどなたの作品ですか??
by joy (2018-02-14 09:47)