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世界文化遺産・旧富岡製糸場に行ってきました!! [旅]

夏休みの家族旅行に出かけ伊香保温泉へ二泊してきました。
今回は東名・海老名JCTから6/28に開通した圏央道を利用し、関越道へ。
途中、藤岡JCTから上信越自動車道で6月に世界文化遺産登録が決定したばかりの富岡製糸場へ寄りました。
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富岡製糸場は、明治5年(1872)に明治政府が設立した官営の器械製糸工場です。その後三井家に払い下げられ、民営化後も一貫して製糸を行い、最先端の製糸工場として国内の養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引しました。

正面入り口。
主要な建物は創業当時のままほぼ完全に残されており、重要文化財に指定されています。
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百日紅が咲いていました。
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国の史跡にも指定されています。
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入場するとすぐ目の前にどっしりと横に広がる「東繭倉庫」。
右手の黒い記念碑は明治6年に皇太后・皇后ご一行が行啓されたことを記念し建てられた行啓記念碑です。
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東繭倉庫は1階は事務所、作業所として使い、2階に乾燥させた繭を貯蔵しました。倉庫1棟には約32トンの繭を貯蔵できました。長さは104.4mあります。

ボランティアの解説員について見学します。
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オレンジの服の方が解説員です。
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建物は木造の骨組みにレンガを積み並べた構造「木骨レンガ造」という西洋の建築技術に、屋根は日本瓦で葺き、漆喰でレンガを積むなど日本建築の要素を組み合わせて建てられました。
設計はオーギュスト・バスティアンというフランス人でしたから、レンガの積み方はフランス積みです。
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東繭倉庫の偉容。100mを越える長大な建物です。
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東繭倉庫の一角にガイダンス展示コーナーがあります。
富岡市の姉妹都市である岡谷市から贈られたフランス式繰糸〈そうし〉機復元機。
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奥の写真にあるようにこの繰糸機がずらりと工場内に300並べられ、操業されていました。
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東繭倉庫一階の内部。
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見学中出会ったゆるキャラ「お富ちゃん」。富岡市のイメージキャラクターです。
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お富ちゃんの後ろの中庭へ通じるアーチの中央には、創業年の明治五年を示すキーストーンが掲げられています。
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[8月7日撮影]【続く】

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コメント 4

achami

そんなに混んでいなかったのでしょうか?
by achami (2014-08-16 11:42) 

レイン

achamiさん
平日でお盆休み前だったため、行列もせず混んではいませんでした。
お昼近くに車を出す頃には近隣の駐車場はほぼ満車になっていました。
by レイン (2014-08-16 12:48) 

an-kazu

碓氷峠のめがね橋などと共に巡りたいトコロですね!
by an-kazu (2014-08-17 09:07) 

レイン

an-kazuさん
ともに代表的なレンガ造りの明治の近代化遺産ですね。
今度碓氷峠へ行くことがあれば、めがね橋わたって来ます!!
by レイン (2014-08-20 23:00) 

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