川崎市・日本民家園〜紫陽花だより その8

紫陽花だよりも8回目を迎えました。
関東でも平地では紫陽花はすっかり終わってしまいました。
もうそろそろ打ち止めだろう?　とお思いの方も多いことでしょうが、まだまだしつこく記事は続きます。

今回は川崎市の日本民家園に出かけました。
ここは古民家のたくさん集まる野外博物館です。

井岡家住宅。奈良市高畑町の柳生街道沿いに建てられていた油屋。


鈴木家住宅。福島市から移築。奥州街道の八丁目宿にあった馬宿。


市に向かう馬方と馬が泊まる宿屋で、土間に内馬屋を設け、そこに12頭の馬がつながれたそうです。


鈴木家の裏庭に咲いていた紫陽花。


板葺き屋根の上の置き石が特徴的な三澤家。もとは伊那街道の伊那部宿にあり、江戸時代の末に製薬、売薬業を始め成功しました。


薬品名が書かれています。


三澤家の裏庭の額紫陽花。石置板葺の屋根を背景に。


合掌造りの家屋が建ち並ぶ、信越の村ゾーン。


江向家住宅。圧倒的な量感を持つ重厚な屋根です。越中五箇山の合掌造りです。


まだまだたくさんの民家がありますが、割愛して紫陽花のあるところだけ紹介します。

濃いブルーの紫陽花。背景は旧清宮（きよみや）家。川崎市多摩区登戸の農家です。


ハッポウと呼ばれるの高窓を持つ菅原家を背景に。


川崎市麻生区にあった旧伊藤家を背景に。


［6月30日撮影］