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合唱曲「SATOKO」の演奏会 [イベント]

いつも仕事と趣味ばかりの日常ですが、たまにはボランティアの話など。
この日は、中央区にある月島聖公会という教会の礼拝堂で開催された東日本大震災チャリティコンサートの手伝いをしてきました。

出演者の一人、シンガー&ソングライターの国安修二さんの付き人として、コンサート会場まで、国安さんの楽器や機材を運ぶ役をしました。

国安さんは坂本弁護士の妻、都子(さとこ)さんの思い出を歌った「SATOKO」という曲の作曲者です。
「SATOKO」は、都子さんが19歳の時にノートに走り書きした詩をもとに、弁護士の中村裕二さんが補作詩し、つくられた曲です。中村さんは堤さんと同期の弁護士で地下鉄サリン事件被害対策弁護団の事務局長です。中村さんと国安さんが友達だったことで、「SATOKO」が生まれました。

その「SATOKO」が、さらに合唱曲として生まれ変わり、今年4月に北区の滝野川会館で行われたコンサートで初演されました。

合唱曲「SATOKO(都子)」/国安修二 作曲


ギターを弾いて歌っているのが国安さんです。

さて、9月30日に月島聖公会で行われたコンサートの模様です。
最初に成田楽友協会合唱団。
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続いて、日本航空の合唱団「フロイデ」
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続いて国安さんのソロ。「いのちの芽」という歌です。
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「いのちの芽」は2004年夏にNHKで放送された家族の絆をテーマにしたドラマ「ジィジ~孫といた夏」の原作者である脚本家、野依美幸さんが詞をつくり、曲を国安さんが担当し、「いのち・大きな愛情・友情・絆そして平穏な世界」を表現するメッセージソングです。

歌の中の「この世に必要でない人なんて、いない、いないんだよ」というフレーズが、印象深く心に残ります。

熱唱する国安さん。
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続いて、ヴァイオリニストの佐藤奈美さんによる演奏が続きます。
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最後にふたつの合唱団と国安さん、佐藤さんの出演者合同で、合唱曲「SATOKO」が歌われました。
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事件に巻き込まれ、愛する夫、堤さんそして龍彦ちゃんとともに命を奪われた都子さん。事件や都子さん一家のことをこれからも決して忘れることのないよう、この歌が歌い継がれ、広まっていくことを願っています。

[9月30日撮影]
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Silvermac

オウム事件はまだ決着が付いていませんね。
by Silvermac (2012-10-20 22:47) 

レイン

SilverMacさん
オウム事件は、特別手配されていた犯人が相次いで捕まるなど新たな展開をみせましたが、まだまだ全容解明までに至っていません。
事件を風化させることなく語り継ぎ、歌い続ける活動を微力ながら続けています。
by レイン (2012-10-27 09:49) 

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