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鏡神社から春日大社へ 〜紅葉の奈良を訪ねて その4 [奈良散歩]

11月下旬の三連休を利用し、紅葉の奈良を訪ねました。
前記事までで新薬師寺から白毫寺を訪ねたあと、次に春日大社周辺を歩きました。

途中、新薬師寺のそばの鏡神社に立ち寄りました。
鏡神社は新薬師寺の鎮守として勧請されました。
鏡神社本殿は春日大社の旧本殿を江戸時代に譲り受けたものです。

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本殿の裏の紅葉
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続いて、春日大社の境内に入り、下の禰宜道(しものねぎみち)と呼ばれる道を歩きます。
表示板の中央より少し下が現在地。
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うっそうとした原生林の中で人っ子一人歩いていません。
時折鹿にはでくわしましたが。
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春日大社に着きました。
春日大社は、和銅3年(710)藤原不比等が平城遷都の際、藤原氏の氏神を祀ったのが起こりとされています。神護景雲2年(768)今の地に社殿を造営。興福寺と同様、藤原氏が勢力を伸ばすにつれ盛んに社殿の造営が行われ、平安後期に現在のような規模を整えました。

南門(なんもん)【重文】
かつて藤原氏以外の他姓のものの参入門で、現在は本社の正門となっています。
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南門脇の銀杏
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回廊前にはたくさんの石灯籠が並びます。
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平安時代には皇族や貴族の春日詣もさかんとなり、また中世以降になると武家や庶民にも信仰がひろまり、全国各地に御分社がつくられました。
“万燈籠”で知られるさまざまな形の釣燈籠、石燈籠の多くは庶民の寄進によるものです。

祈祷所前の紅葉
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東大寺のほうへなおも歩くと茅葺き屋根の水谷茶屋のところまできました。
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この周辺の紅葉もきれいでした。
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[11月22日撮影]
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コメント 6

東雲

こんばんは。
春日大社は 奈良に居たころ、
実家から両親が訪ねて来た時に 連れて行った事を思い出しながら
とても懐かしい想いで拝見しました。
まだ 上の子が小学2年の頃、今からもう16年前のことです。
でもその時は 新緑の頃でしたが・・・。
いつかまた 訪ねてみたいなぁと思いました。
by 東雲 (2008-12-10 22:14) 

絵瑠

おはよう御座居ます。
紅葉も銀杏も美しいですね。
堪能させて頂きました。
by 絵瑠 (2008-12-11 10:16) 

こうちゃん

そろそろ、紅葉もおわりですかね。
by こうちゃん (2008-12-11 11:25) 

yakko

奈良も歴史が偲ばれます。
by yakko (2008-12-11 14:53) 

レイン

東雲さん
春日大社にはご家族の思い出があるのですね。
今回は一人旅でしたが、また機会をつくり家族と来ようと思います。

絵瑠さん
秋は赤橙黄色と、色とりどりの景色を楽しむことができますね。

こうちゃん
紅葉もそろそろ色あせてきました。京都奈良も終わりかけている頃だと思います。
by レイン (2008-12-11 20:15) 

レイン

yakkoさん
京都と比べると奈良は紅葉の時季でも人がごった返すことなく、歴史に思いを馳せながら景色を静かに楽しむことができます。
by レイン (2008-12-11 20:16) 

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