オニユリ [鎌倉花散歩]
大船フラワーセンターに蓮の花を撮りに行った後、鎌倉へ向かい、本覚寺の蓮と妙本寺のノウゼンカズラを紹介しましたが、その続きです。
次に訪れたのは「ぼたもち寺」として名高い常栄寺。
境内にオニユリが咲いていました。
濃いオレンジの花は夏の陽射しにも負けないぞ、と自己主張しているかのようでした。
こちらは実相寺のオニユリ。
オニユリは日本古来のユリとは異なり、葉の脇につく「むかご」で簡単に増やすことができ、2〜3年でユリの鱗形(球根)になり、食用になることから、飢饉の時には多くの人を救ったという。その名残として今でも農家の庭先や畑に、あるいは寺院に、オニユリが植えられているといいます。
最後は再び常栄寺のオニユリ。
[7月15日撮影]
食用にもなったのですね。でもどうして“オニ”という名がつくのでしょう。
by (2006-07-30 06:57)
ぼたもち寺って…?
オニユリ、いい写真ですね。オシベが音符♪みたい。
↑そうですね、オニとかイヌとかモドキとか…。ま、それだけ植物界が複雑ってことなのでしょう。
by キタノオドリコ (2006-07-30 07:37)
Tyttoさん、朝早くからおいでいただきありがとうございます。
linmeiさん、ダイダイ色の花の咲く様子を鬼の顔に見立てたと言われています。鬼のつく植物ではオニバス、オニタビラコ、オニアザミetc.鬼は恐くて強いもの、元のものより大型で頑丈な様子を表しています。
キタノオドリコさん、ぼたもち寺については以前書いたので云われを省略してしまいました。日蓮が龍の口の刑場に引き立てられて行く際、この地に住んでいた桟敷の尼が、胡麻のぼたもちを捧げたことからこの寺は「ぼたもち寺」と言われています。
by レイン (2006-07-30 09:33)
鬼違いですが、これも鬼のパンツを連想しますね。
by (2006-07-30 23:31)
くるん!の花びらが、目立ちますよね!
とても派手は方です。
by achami (2006-07-30 23:45)
まるよさん、nice!をありがとうございます。
tanaka-ma3さん、オニヤンマ最近はついぞみかけなくなりました。オニユリの柄は鬼のパンツに合いそうです。
achamiさん、強烈な色と濃い点々だけでなく、くるるん、が特徴の花ですね。
by レイン (2006-07-31 01:18)