明月院〜晩秋の鎌倉散策その7 [鎌倉花散歩]
北鎌倉の明月院をたずねました。
紫陽花や花菖蒲の頃は混み合いますが、紅葉の時期も観光客は絶えない寺です。
拝観受付を過ぎ左手に進むと、竜胆(りんどう)が一面に咲いています。
立札に、「鎌倉市の花 笹竜胆 花期10月下旬から11月下旬まで」と説明がされていました。
鎌倉市の花は竜胆です。
そして、市章は源氏の紋であった「笹竜胆」を図案化したものです。
鎌倉幕府を開いた頼朝は、この紋を使用したことがあるのでしょうか?
笹竜胆の家紋(左)、鎌倉市の市章(右)
ササリンドウはリンドウの葉が笹に似ていることからの名前です。
家紋としては村上源氏の定紋として有名です。
いつしか笹竜胆を清和源氏も用いたと考えられ、源氏全体の家紋として認識されるようになりました。
そして、清和源氏の嫡流である頼朝もこの紋を用いていたのではないか、と考える人も多いと思います。
しかし、頼朝が笹竜胆を家紋とした形跡はないそうです。
頼朝は源氏の白旗を旗印にしましたが、そこには家紋は記されていませんでした。
つまり、頼朝の時代以前には、まだ武家に家紋を付ける習慣はありませんでした。
源氏の嫡流は無紋の白旗、その白旗を際立たせる意味で、それ以外の御家人たちには紋を付けるよう促したようです。
鎌倉市の市章を説明するサイトには、頼朝の使っていた紋所は不明、とありますので、ご参照ください。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kids/jh/sishou.html
紅葉が始まりかけていました。
リンドウに、ほのかな紅葉を入れて
[11月5日撮影]
紫陽花や花菖蒲の頃は混み合いますが、紅葉の時期も観光客は絶えない寺です。
拝観受付を過ぎ左手に進むと、竜胆(りんどう)が一面に咲いています。
立札に、「鎌倉市の花 笹竜胆 花期10月下旬から11月下旬まで」と説明がされていました。
鎌倉市の花は竜胆です。
そして、市章は源氏の紋であった「笹竜胆」を図案化したものです。
鎌倉幕府を開いた頼朝は、この紋を使用したことがあるのでしょうか?
笹竜胆の家紋(左)、鎌倉市の市章(右)
ササリンドウはリンドウの葉が笹に似ていることからの名前です。
家紋としては村上源氏の定紋として有名です。
いつしか笹竜胆を清和源氏も用いたと考えられ、源氏全体の家紋として認識されるようになりました。
そして、清和源氏の嫡流である頼朝もこの紋を用いていたのではないか、と考える人も多いと思います。
しかし、頼朝が笹竜胆を家紋とした形跡はないそうです。
頼朝は源氏の白旗を旗印にしましたが、そこには家紋は記されていませんでした。
つまり、頼朝の時代以前には、まだ武家に家紋を付ける習慣はありませんでした。
源氏の嫡流は無紋の白旗、その白旗を際立たせる意味で、それ以外の御家人たちには紋を付けるよう促したようです。
鎌倉市の市章を説明するサイトには、頼朝の使っていた紋所は不明、とありますので、ご参照ください。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kids/jh/sishou.html
紅葉が始まりかけていました。
リンドウに、ほのかな紅葉を入れて
[11月5日撮影]
リンドウの群生、素敵過ぎです!
なかなかこんなふうに咲いてないですよ〜。
by achami (2017-11-29 15:58)
achamiさん
実はこの日の撮影は鎌倉の風景写真教室でのひとコマで、先生のチョイスです。
なかなか花のベストなタイミングは個人では得られません。
by レイン (2017-11-29 20:09)
これは撮ってみたいシーンですね!
by an-kazu (2017-11-29 22:42)
明月院は紫陽花寺だとばかり思っていましたが、りんどうの群生珍しいですね。
鎌倉は、源氏ゆかりの歴史がありますね。
by kohtyan (2017-12-01 18:48)
an-kazuさん
竜胆を手前に、紅葉を奥に。
一粒で二つ美味しいシーンでした。
by レイン (2017-12-02 08:51)
kohtyanさん
明月院は紫陽花、花菖蒲の時期がもっとも賑わいますが、他の季節も味わい深い被写体が迎えてくれます。
源氏ゆかりの歴史を感じながらの撮影でした。
by レイン (2017-12-02 08:54)