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川崎のつつじ寺 等覚院 [川崎花散歩]

GW前半の記事が続きます。
川崎市宮前区にあるつつじ寺として名高い等覚院を訪ねました。
山号は神木(しぼく)山といい、本尊は不動明王。天台宗深大寺の末寺です。
神木不動という別名が最寄りのバス停の名称になっています。

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神木(しぼく)という地名の由来はとても古く、遠くヤマトタケルの東征伝説までさかのぼり、等覚院の縁起とも重なっています。

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[等覚院縁起より]
昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷征伐のおり、疲労困憊し激しい渇きを覚えました時、たまたま鶴の舞い降りたのをみました。鶴は水辺を好むものですから、探しあててその冷泉を飲みました。披露はたちまち癒えて英気が漲りましたことから、武尊は深く神助の霊水だろうと感じたので一本の木を植えました。(地元の人々は)代々その木を神木とあがめました。後に智証大師円珍という僧がその神木をもってここ等覚院の本尊、不動明王を彫りましたと伝えられています。この地を神木(しぼく)というのは以上の因縁によるものです。

二層の立派な仁王門
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仁王門の天井に描かれている天女
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仁王門から本堂に至る石段脇の斜面に、色とりどりのツツジが咲き誇ります。
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新緑との対比も美しい・・
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石段の途中から。盛り上がっている花には支えがありました。
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本堂
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本堂の脇には牡丹も咲いていました。
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牡丹の陰ではこのお寺の三毛猫がお昼寝中。
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ツツジに挟まれた仁王門
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仁王門脇の絵馬堂にはたくさんの絵馬が奉納されています。
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けっこう古そうな絵馬もあります。
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ぜんそくにご利益のあるらしく、「完治」と記された額がたくさん掲げられていました。
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日射しも出てきましたが、人もたくさんになったので、退散しました。
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[4月28日撮影]
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yakko

こんばんは。
見事なツツジですね〜 
by yakko (2014-05-14 21:35) 

タカタカ

凄~えつつじに圧倒されます、
古い絵馬も見応えありでこちらでは撮れません^_^;
by タカタカ (2014-05-15 16:54) 

レイン

yakkoさん
こちらのつつじは毎年見事に花を咲かせるので、楽しみにしています。
見頃となると地元の新聞にも掲載されるので、たいへんな人出となります。
by レイン (2014-05-16 00:04) 

レイン

タカタカさん
今回の記事はツツジの花だけでなく寺の歴史や地名のいわれ、古い絵馬の紹介などをからめてみました。
by レイン (2014-05-16 00:07) 

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