秋の蝶 [虫]
秋見かける蝶を「秋の蝶」といいます。俳句では季語となっていますが、春や夏の蝶と異なり、寂しさや哀愁を感じます。
ツマグロヒョウモンの♀が地面を歩いています。しきりに葉っぱの裏に腹をすりつける動作を繰り返していました。ただ、気に入った葉がなかったのか、卵を産みつけた気配はありませんでした。
羽も傷んでいて侘しい姿です。
9月11日都立神代植物公園にて。
続いて、彼岸花に来ていた揚羽蝶。
お腹が一杯になった後は、草の上でしばし休憩。
吸蜜中のこちらの揚羽は羽がぼろぼろでした。
ネコジャラシの茎にとまり休んでいたキアゲハ。
9月26日川崎市麻生区の浄慶寺にて。
最後はボタンクサギに来ていたナガサキアゲはの♀。
後翅の中央部に白の細長の斑点が並んでいるのが特徴です。
もともとは南方系の蝶で温暖化の指標種となっています。
10月2日浄慶寺にて。
半生を風として生き秋の蝶 小林知佳
風生ればかぜの儘なる秋の蝶 鈴鹿仁
秋の蝶翅を休めてをりにけり 栢森定男
秋蝶ののぼりて消えし楡の空 藤田湘子
ツマグロヒョウモンの♀が地面を歩いています。しきりに葉っぱの裏に腹をすりつける動作を繰り返していました。ただ、気に入った葉がなかったのか、卵を産みつけた気配はありませんでした。
羽も傷んでいて侘しい姿です。
9月11日都立神代植物公園にて。
続いて、彼岸花に来ていた揚羽蝶。
お腹が一杯になった後は、草の上でしばし休憩。
吸蜜中のこちらの揚羽は羽がぼろぼろでした。
ネコジャラシの茎にとまり休んでいたキアゲハ。
9月26日川崎市麻生区の浄慶寺にて。
最後はボタンクサギに来ていたナガサキアゲはの♀。
後翅の中央部に白の細長の斑点が並んでいるのが特徴です。
もともとは南方系の蝶で温暖化の指標種となっています。
10月2日浄慶寺にて。
半生を風として生き秋の蝶 小林知佳
風生ればかぜの儘なる秋の蝶 鈴鹿仁
秋の蝶翅を休めてをりにけり 栢森定男
秋蝶ののぼりて消えし楡の空 藤田湘子
チョウも段々少なくなってきました。
by Silvermac (2010-10-25 21:34)
SilverMacさん
蝶も少なくなり、秋の深まりを感じる今日この頃です。
by レイン (2010-10-25 23:10)
色々な蝶がいましたね。私の近くでは、あまり、見かけないですね。
by テリー (2010-10-26 11:53)
テリーさん
秋の蝶はセセリやシジミなど小型でしきりに動き回る蝶のイメージですが、それはなかなか絵になりにくく、大型の蝶を並べてみました。
天月さん
薬師寺の写真、素敵ですね。10200nice!をありがとうございます。
by レイン (2010-10-28 00:00)