東慶寺の山茱萸 [鎌倉花散歩]
雨の日曜日、北鎌倉の東慶寺を訪れる人はわずか。
参道の右手に山茱萸がひっそり花を付けていました。
縁切寺として知られる東慶寺。
縁切り寺とは江戸時代に夫との離縁を達成するために妻が駆け込んだ寺です。
この石段の下にはかつて街道が通っていて、門前には役場や宿屋が並んでいたそうです。
駆け込もうとする妻を連れ戻そうと夫が追いかけてくることもたびたびあったそうで、寺の敷地内に妻の体の一部分でも入れば夫であっても連れ戻してはならないことになっていました。
また体の一部ではなく履いていた草履を投げ入れたり投げたかんざしが門に刺さった場合なども連れもどせないこととされていました。
そんな歴史を思うと、この石段も違って見えて来ませんか?
[3月8日撮影]
参道の右手に山茱萸がひっそり花を付けていました。
縁切寺として知られる東慶寺。
縁切り寺とは江戸時代に夫との離縁を達成するために妻が駆け込んだ寺です。
この石段の下にはかつて街道が通っていて、門前には役場や宿屋が並んでいたそうです。
駆け込もうとする妻を連れ戻そうと夫が追いかけてくることもたびたびあったそうで、寺の敷地内に妻の体の一部分でも入れば夫であっても連れ戻してはならないことになっていました。
また体の一部ではなく履いていた草履を投げ入れたり投げたかんざしが門に刺さった場合なども連れもどせないこととされていました。
そんな歴史を思うと、この石段も違って見えて来ませんか?
[3月8日撮影]
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