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旧華頂宮邸の秋のバラ [鎌倉花散歩]

浄妙寺の石窯ガーデンテラスで遅めの昼食のあと、旧華頂宮邸まで足を伸ばしました。
竹の寺として有名な報国寺の前を通り過ぎ、さらに進んだ谷戸の奥にあります。
閉館間際だったので、ほとんど人は来ていませんでした。

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旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)は、昭和4年の春に華頂博信侯爵邸として建てられたものです。
県内にある戦前の洋風住宅建築としては、鎌倉文学館ととともに最大規模の建築物です。

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建物の様式はハーフティンバースタイルで、北方ヨーロッパの木造建築の技法が使われています。様式名の由来は壁と木造が半々となる(半分木造の意味)ことからと言われ、半木骨造とも呼ばれます。

フランス式の庭園にはバラが咲き残っていました。
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オレンジ色のバラの名は「プリンセス・ミチコ」
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かつてはこの獅子の口から水が出ていたのでしょうか。
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平成8年5月鎌倉市が取得し、公開されています。ふだんは庭園だけですが、春と秋の年2回、建物内部の公開がされます。次回の公開は2020年4月4日(土)、5日(日)10時から16時まで。

庭園の公開は、4月から9月までが10時から16時、10月から3月までは10時から15時までなので、ご注意ください。

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[10月26日撮影]
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