瀬戸神社と琵琶島神社

新年賀詞交換会に出かける途中、瀬戸神社に参拝し、帰りに琵琶島神社にも詣でました。
瀬戸神社は京急線金沢八景駅から歩いて3分ほど。主祭神は大山祇命（おおやまつみのみこと）で、ご利益は海の安全・交通安全など。



かつてこの辺りは入り江で、海水が渦を巻く瀬戸でした。この海流に罪や穢れを流し去ってもらおうと考えた古代の人々が神を祀ったのが起源といわれます。



社伝では治承4年（1180）、源頼朝が伊豆の三島大社の分霊をここに祀って社殿を造営したとされています。以来、中世都市鎌倉の外港として栄えた武蔵国六浦庄における中心的な神社として、北条氏、足利氏、徳川家の崇敬を集めました。



続いて瀬戸神社の向かい、海上に突き出た参道を進んだ先の琵琶島神社へ。琵琶島は島の形がその名の通り琵琶に似ていることから名付けられました。



琵琶島神社は、北条政子が、治承4年（1180年）に、夫・源頼朝が伊豆の三島大社から瀬戸神社を勧請したのにならい、日頃信仰していた近江国の竹生島明神（竹生島弁財天社）を勧請し、瀬戸神社社頭の海中に島を築き祀ったものです。



元は二つの島を橋で結んでいましたが、今は陸続きとなっています。



琵琶島神社から眺めた波も穏やかな平潟湾。


関東は三が日も含めお正月は好天に恵まれました。
2019年がこうして穏やかな年であればいいのですが。

［1月5日撮影］

コメント 2

穏やかな雰囲気ですね～
　今年も宜しくお願い致します。


by an-kazu (2019-01-06 08:58) 

an-kazuさん
この海のように穏やかな一年だといいのですが。
今年もよろしくお願いします。
by レイン (2019-01-23 08:52)