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三輪の里を歩く [東京散歩]

石楠花の寺、高蔵寺を訪ねたあと、三輪の里を歩きました。
古来より住みやすい土地であったらしく、鶴見川の河岸段丘に沿って古代の集落跡、瓦窯跡、横穴墓群などが残っています。
三輪と呼ばれるのは、奈良時代に大和の三輪から当地に移り住んだ人たちが故郷を懐かしんで地名としたのではないでしょうか。隣接する横浜市域側には奈良町という地名もあります。

高蔵寺門前より眺めた三輪の里。
里山の風景が広がります。
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畑の一角に植えられている水仙が花盛りでした。
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道端のツツジに椿が咲いています。
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きっと誰かさんが落花を活けたのですね。
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なおも進むと道は狭くなり、道の右側は竹林の急な斜面になっています。
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コブシが咲いていました。
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三輪白坂横穴群
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7世紀の古墳時代のお墓です。二群十三基からなり、二基だけ見学できます。
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発掘調査により、数体の遺骨と刀子(とうす)や須恵器が発見されました。
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帰り道、カラフルな壁画が描かれている家がありました。
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帰宅後ネットで調べてみると、画家の原田和枝さんが荻野さんの求めにより描いたものだそうです。
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四季をイメージした作品です。これは夏の部分。
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冬の部分です。ドイツ語で何やら書かれています。
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Googleの翻訳機能で直訳すると、「雨や風、雪、晴れた空では、常にマーラーと一緒に」となります。有名な方の言葉でしょうか?

端っこの方の石の一つひとつにも描かれているところが心憎いほどです。
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[3月18日撮影]
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コメント 4

an-kazu

さいたまの吉見百穴と同じくらいの時代でしょうかね〜ヮ(゚д゚)ォ!


by an-kazu (2018-03-21 13:54) 

レイン

an-kazuさん
時代的には古墳時代後期で変わらないと思います。
規模は吉見百穴の方が断然大きいですが、鶴見川流域には他にも同様の集合墓が点在しています。

by レイン (2018-03-23 00:31) 

achami

ツツジに蕾の落花。
絵心のある方なのでしょうか。
なかなか粋なアイディアです。
by achami (2018-03-26 17:21) 

レイン

achamiさん
ツツジに椿が咲いていたのを見ても、最初気が付きませんでした。
道ゆく人を楽しませる、粋な洒落っ気ですね。

by レイン (2018-03-27 20:29) 

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